21歳でセラピストとしてのキャリアをスタートしてから、12年が経ちました。この間に3,000人以上のお客様と向き合い、一人ひとりの身体と心に寄り添ってきました。今回は、この経験から学んだことを皆様にお伝えしたいと思います。
一人ひとりの身体は違う
セラピストとして最初に学んだのは、同じ施術でも人によって効果が大きく異なるということでした。年齢、性別、職業、生活習慣、体質...すべてが異なる中で、マニュアル通りの施術では本当の効果は得られません。
例えば、同じ肩こりでも:
- デスクワークによる前傾姿勢が原因の方
- ストレスによる筋肉の緊張が原因の方
- 運動不足による血行不良が原因の方
- 睡眠不足による疲労蓄積が原因の方
それぞれに最適なアプローチは全く異なります。だからこそ、お客様一人ひとりとしっかりとお話しし、身体の状態を丁寧に確認することを大切にしています。
技術だけでは足りない
キャリアの初期は、技術を磨くことに集中していました。様々な手技を学び、解剖学を勉強し、資格も取得しました。しかし、経験を重ねるうちに気づいたのは、技術だけでは真の癒しは提供できないということでした。
お客様が求めているのは:
- 安心して身を委ねられる信頼関係
- 心からリラックスできる空間
- 自分を受け入れてくれる温かさ
- 日常から離れられる特別な時間
これらを提供するためには、技術以上に心の準備と環境づくりが重要だと学びました。
「第2のおうち」という考え方
多くのお客様とお話しする中で、現代人が抱える共通の悩みに気づきました。それは「安心して休める場所が少ない」ということです。
自宅にいても家事や仕事のことが頭から離れない。外出先では他人の目が気になる。本当の意味でリラックスできる場所を求めている方がとても多いのです。
そこで生まれたのが「第2のおうち」というコンセプトです。お客様にとって:
- 何も気にせず、ありのままでいられる場所
- 心から安心して身を委ねられる場所
- 日常の疲れを完全にリセットできる場所
- いつでも帰ってこられる安らぎの場所
お客様から教わったこと
この12年間で、お客様から教わったことの方が多いかもしれません。
"やすださんのところに来ると、本当にホッとする。自分を取り戻せる唯一の場所です。"
- 40代 会社員の方
"技術はもちろんですが、やすださんの人柄に癒されています。ここは私の心の支えです。"
- 30代 主婦の方
このような言葉をいただくたびに、セラピストとしての使命を再確認します。技術を提供するだけでなく、お客様の心の支えとなること。それが私の目指すセラピストの在り方です。
これからの想い
これからも一人ひとりのお客様と真摯に向き合い、本当に必要な癒しを提供していきたいと思います。技術の向上はもちろんですが、何より大切にしたいのは、お客様との信頼関係です。
「第2のおうち」が、皆様にとって本当に帰ってきたくなる場所であり続けられるよう、日々精進してまいります。
初回のお客様も、どうぞお気軽にいらしてください。一人ひとりのお客様との出会いを大切に、心を込めて施術いたします。